今 福島は
9月28日(水)福島県南相馬市へ。
東北大震災から半年・・・
テレビやインターネットで画像を見ていたものの・・・つめ跡はそのまま
バスが湾のなかに・・・
津波のあと 家があったであろう場所には土台だけが・・・
津波で家をなくした人たちがいる仮設住宅(鹿島区)
左から 遠藤さん 佐藤さん
地震がきてから津波がくるまで 二人は別々の船に乗っていた。
遠藤さんの船は 転覆・・・夢中で泳いでいたら 流れてきた家があり2階にはいり助かった。
びしょぬれだったけど たまたまそこにあったサイズぴったりの服があったので 着替えたと・・・(笑)
佐藤さんが乗っていた『宝勝丸』・・・海から4Km内陸の道路手前にあった。
佐藤さんはロープを体に巻きつけて 船から離れないようにして
津波を背に 電柱を3本なぎ倒し 無事ここに たどりついたという・・船は その後解体になった。
佐藤さんのお兄さんが乗っていた船・・・行方不明だったけど数日後 遺体で見つかったそう
向うに見えるのは 真野小学校・・・
この学校に通っていた佐藤さんの孫 秋華ちゃんは 7月30日に妙高の避難所から卒業式に参加したという
原町青年会議所 理事長 田中章広さんから スライドを見ながら 震災後の様子の説明をうけました。
モンマート朝日屋の募金箱から義援金をお渡ししました。
原発の封鎖ライン20Kmに立つ 警備隊
田中さんは 3月16日から避難せず 残って地域のために活動しています。
この光景を見ながら「あきらめない 見捨てない 強い心」 を 私に 訴えていました。
東北では 防災意識をもっていたのに まにあわなかった・・謙虚になってほしい。
自分たちの防災意識を高めるために よく検証してほしいと・・。
日本全国が 防災対策必要
原町火力発電所は津波で壊れたまま・・・稼働するまで 3年以上はかかる?という。
短絡的反原発ではなく 余力をもってすべし・・。
同じ日本人として 自分の問題として意識してほしい。 自身の力に限りがあるけれど・・。
こんな私たちにしてほしいことは なんですか?と質問すると
※募金
※小学校に贈る応援旗 激励旗
※市役所にメッセージ
※仮設住宅に足りないもの・・・コタツ以外暖房 ストーブ 毛布など
※被災地でお金を使ってほしい・・・ボランテアセンターで 飲食店で 宿で
今回の福島の視察は 稲本さんのご協力をいただき実現したものです。
自主避難地域30K圏内である 南相馬市鹿島区 原町区を主に見てきました。
10月21日22日23日の 第2回妙高コラボ展の中でも
「今 福島は・・。」で写真とともに紹介しますので お時間のある方は お出かけください。