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減少の一途をたどるシャサーニュの赤

シャサーニュ モンラッシェ ルージュ
レ ヴィエイユ ヴィーニュ 2015

【生産地】フランス ブルゴーニュ
【生産者】ヴァンサン ジラルダン 【品 種】ピノ ノワール
【タイプ】赤 フルボディ
【アルコール分】13%
【価 格】税込¥6908



畑は南西向きで、土壌は粘土と石灰岩です。

収穫は手摘み、収量は45hL/haです。

ブドウは100%除梗し、温度管理したステンレスタンクに入れ、発酵期間は約3週間です。

ざらざらとしたタンニンの抽出をさけ、出来るだけ混じり気がなく典型的なワインを得るため、マストは穏やかにポンピング オーバーします。

丁寧に圧搾し、沈殿させるために、ワインをフレンチオークの樽(10%新樽)へ入れます。

マロラクティック発酵は、果汁に自然にある乳酸菌によって行ないます。

14ヶ月澱と共に熟成。
ろ過も清澄もせず、月のカレンダーに従い瓶詰めします。

素晴らしい色合い、ボディがあり、がっちりとしています。

コート ド ニュイの赤にも似た構成を持っています。


モンラッシェの名を冠するため、白の方が高く売れるため、ほとんどの生産者が白に植え替えており、赤の生産が難しくなっています。

現状が続くと20年後には「シャサーニュの赤」は絶滅してしまう可能性があります。

しかし、シャサーニュは本来、赤向きの土地が多い上、ヴォルネイやポマールよりも安価です。

ブランドよりも品質を最も重視したワイン造りをしています。