澱で再発酵させる「リパッソ」
しっかりとした骨格
ヴァルポリチェッラ クラッシコ スペリオーレ カンポリエティ リパッソ 2016
【生産地】イタリア ヴェネト
【生産者】ルイジ リゲッティ
【品 種】コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ
【タイプ】赤 ミディアムボディ
【アルコール分】13.5%
【価 格】税込¥2134

「リパッソ」とは、「元に戻す」という意味です。2度発酵させるのが特徴で、1回目は通常の収穫後、10月に行います。
2回目は、2~3月に、アマローネの搾りかすと一緒にして、再び発酵を行います。
アマローネの力強さとアロマをワインに与え、通常の作り方では到達出来ないレベルに高めることができ、アルコール分も最低1%上がります。
30hLのフレンチオークの大樽(毎年買い足すので新樽も混ざる)で1年熟成させています。
手間がかかる割に手頃で、この価格で買える最もコストパフォーマンスの高いワインといえます。
やや濃い紫がかったルビー色、すみれの花や甘いプルーンのような香り、果実味が豊かで、爽やかで心地よい余韻が長く続きます。
一般的に出回っている軽く、若いうちに飲まなければならないヴァルポリチェッラとは全く違い、たくましい飲みごたえがあります。
パスタや牛肉、仔牛肉、チーズに良く合います。
アメリカン航空がビジネスクラスに採用したこともあるワインです。
